お墓の建立に決まった時期はありませんが、「先祖供養」「生前建墓」「改葬」に伴う場合が挙げられます。
 「先祖供養」はご先祖様を偲び、家族や親族が集って法要などを行います。こうした功徳を積むことによって、私達はご先祖様に見守っていただくのです。
「生前建墓」は生前に建てるお墓のこと。「寿陵」とも呼ばれ、長寿になるといわれる縁起のいいものです。思い通りのお墓が建てられる上に、後々遺族に相続税がかからないこともあり、建立される方が増えています。また、子供が親を敬う心を育むなど情操教育の面でも意義深いものです。
 「改葬」は、故郷のお墓が遠くてご供養の尽くせない方が、お参りしやすい墓所にご遺骨を移し、埋葬することを指します。改葬によってご先祖様を身近に感じ、祈りと感謝の豊かな心が養えることでしょう。
 いずれにせよ、墓前に手を合わせてご先祖様をご供養することは同じです。このひとときは心を洗い、祈りを子々孫々に受け継いでいきます。代々変わらぬ「こころのふるさと」を持つこと。それが、お墓を建てる、ということではないでしょうか。